日本昔話詞彙之研究

日本昔話詞彙之研究
定價:750
NT $ 158 ~ 713
  • 作者:林立萍
  • 出版社:國立臺灣大學出版中心
  • 出版日期:2014-03-28
  • 語言:繁體中文
  • ISBN10:9863500054
  • ISBN13:9789863500056
  • 裝訂:精裝 / 324頁 / 25k正 / 14.8 x 21 cm / 普通級 / 單色印刷 / 初版
 

內容簡介

  「日本昔話」,即日本的民間故事,包含豐富的庶民情感與生活文化
  本書從語言與文化接觸面之詞彙切入,試圖建構日本昔話基本詞

  至今,鮮少從日語教育的觀點討論「日本昔話」。但是從兒童是主要聽眾之點觀思之,推測所使用之詞彙的難度應不高。即使本身缺乏文藝性,但隨處所浮現之庶民的情感與生活文化,實為珍貴之語料。本書從語言與文化接觸面之詞彙切入,從詞彙量的角度觀察其樣態並試圖建構日本昔話基本詞,以期了解其是否有益於日語學習及日本文化之認識,或是該如何活用才能對學習日語及接觸日本文化有所助益。衷心期盼此一研究成果能對日語教育、異文化之理解與認識乃至於基本詞彙研究、計量詞彙研究、比較詞彙研究有所貢獻。

  日本語教育の世界で「昔話」はこれまであまり注目されてこなかった。しかし、「昔話」は子どもに語りかける話であることから、そのことばの容易さの点で日本語の基礎的な学習に、またその内容の点で日本の伝統文化や庶民の生活の理解に適している。ただし、教材として扱うには、昔話の語彙の性格や基本的な語彙を前以て明らかにしておく必要である。そこで本書は、昔話に使用されている語彙を計量的に処理する比較語彙研究の手法によって分析し、昔話の基本語彙や、その語彙の性格を明確にしている。そして昔話が日本語教育においてどの段階で利用できるのか、日本文化の理解においてどのような面で活用できるのかを指摘している。また語のあつまり方や基本語彙の構築の探究によって、本書は今後基本語彙に関する研究や計量的な語彙研究、比較語彙研究の分野に関しても大いに寄与するものと思われる。
 

作者介紹

作者簡介

林立萍(リン リツヘイ)


  台湾・台北出身。日本信州大学人文科学研究科で修士を、名古屋大学大学院文学研究科で博士(文学)を取得。現在、台湾大學日本語学科副教授。専門は、日本語語彙、漢字情報処理。主要論文、著作に『『大漢語林』による統合漢字の比較語彙論的研究序説―そのための基礎研究―』(凱侖出版社、2005年)、『国際日本学研究の最前線に向けて―流行・ことば・物語の力―』(台大出版中心、2013年)、「晶子童話における語彙の特徴―『おとぎばなし少年少女』を例にして」『台大日本語文研究』第25期、2013年) 、「日本昔話語彙の構造の記述に関する一試み-「まんが日本昔ばなし」を例に―」(『語彙研究』第11号、語彙研究会、2014年)などがある。
 

目錄

序章

第一部 語彙総体としての昔話―研究方法―
第一章 語彙研究の基礎である語彙調査
第二章 単語の難易度から日本昔話語彙を考える
第三章 単語の基本度合いから見る日本昔話語彙の構造―「まんが日本昔ばなし」を例に―
第四章 日本昔話を読むための基本語彙の構築―柳田國男『日本昔話集(上)』を試みに―
第五章 日本昔話を読むための基本語彙
第六章 意味分布に見る日本昔話語彙の特徴
第七章 日本昔話語彙に見る庶民の生活文化

第二部 昔話語彙の使用実態―語彙分析表―
解説
語彙表
終章 結びにかえて

参考文献
初出一覧
索引
 

序章

本研究の目的及び特色


  日本昔話は日本語の学習にどれほど役立つのか。また、それをどのように活用したら日本語の勉強に役立つのか。日本昔話を読むために最低限の語数はどのくらい必要なのか。日本昔話を通してどのような日本文化に親しむことができるのか。これらを明らかにするには、日本昔話の語彙の性格の究明ないしそれを読むための基本語彙の整理が欠かせない。それは、音韻や文法といった日本語の研究部門の中で、語彙部門が文化的側面と一番深く関わっているからである。

  日本昔話に関しては、文学や民俗研究などの分野ではすでに多くの研究成果が蓄積されている。このことはもう贅言を要しない。それに対し、言語学的アプローチはまだまだ少ない。これについては、収録データ数が18万件以上にのぼる日本語研究・日本語教育文献データベース で、「昔話」をキーワードにして検索すると101件しかヒットしないことからも確認できる。しかもその半分以上は方言研究や国語研究の資料に集中しているのである。語彙研究に限ってみれば、わずかに11件しかヒットしなかった。その内訳は、諺・比喩・位相関係が5件、オノマトペ関係が4件、語彙の理解度などが2件といった具合である。これは、おそらく昔話の口頭伝承という様式と、文芸性が欠如するということと深く関わっているものと思われる。ただ、昔話を「教材」として扱う報告が6件 もあり、その内4件が日本語教育関係であったということは注目される。これはまさに、日本昔話が、日本語の勉強や日本事情・文化の認識のための教材として、見直されつつある証と言えよう。このような状況において、日本昔話そのものの語彙の性格の究明、ないしそれを読むための基本語彙が整備されれば、それが日本語教育における活用にもつながると考えられる。

  語彙は、一定の範囲の語からなる集合で、語の集まりである。語彙は、どのような語がどのように使用されているのかという質的側面と量的な側面を持っている。本研究は、このような立場に立ち、文字化された従来の紙媒体だけではなく、視聴覚媒体によって伝承されたものも視野に入れ、日本昔話に関連する語から集まった日本昔話語彙を取り上げ、語彙調査を通して語の使用実態を観察し、以下の2点について検討することを目的とする。これによって、日本昔話の語彙の性格の解明、また日本語教育における学習支援に寄与することが期待される。

本研究の構成

  本書は、日本語の学習支援や異文化理解の一環として、文化的側面と一番深く関わっている語彙研究部門に立ち、日本昔話語彙を研究対象に据え、それに関わる諸問題に対してどのように積極的に取り組むべきか、その可能性を探るのが狙いである。全体としては、目次が示すように、二つの部からの構成となっている。第一部は七章に分けて、調査の方法及び基本語彙を選定する方針など、それに関する分析について検討してみる。

  第一章では、「語彙研究の基礎は語彙調査である」という視点から、語彙調査の単位及び設定方法や問題点について検討してみる。

  第二章では、日本昔話を日本語の読み物として活用する可能性を検討しそれが日本語教育との接点について探ってみる。

  第三章では、昔話の基本語彙を構築する一環として、視聴率33.6パーセントを記録した人気アニメ番組「まんが日本昔ばなし」を調査対象として取り上げ、既存の教育基本語彙表との重なり度合いから、その性格を探求してみる。

  第四章では、明治二、三十年代から重視されていた「標準語(共通語)」の立場から編集され、「代表的」色彩が濃いと思われる『日本昔話集(上)』(1930年、アルス社)を取り上げ、昔話を読むための基本語彙の土台作りを試みてみる。

  第五章では、昔話を読むための基本語彙について検討し複数の資料から昔話基本語を抽出し特徴のある意味分野を浮き彫りにしてみる。

  第六章では、意味分野別構造分析法により日本昔話語彙の意味分布を明らかにしカイ二乗(χ2)値により有意に出現率大である分野を指摘しその性格を考えてみる。

  第七章では、登場人物及び生産物・用具に関わる言葉の使用傾向を観察し、その使用様態から昔の庶民の関心事や生活文化を探ってみる。

  第二部は、語彙調査の最も主要な成果として語彙表を提示し、日本昔話語彙の使用様態ないしそれを読むため基本語、特徴語の検討に基礎データとして公開する。

  終章では、結論をまとめ、今後の課題を考える。
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